ヴェヌスの秘録1 水底の仮面

ヴェヌスの秘録1 水底の仮面

タニス・リー(Tanith Lee)/<翻訳>柿沼 瑛子(Eiko Kakinuma)/<装画>丹野 忍(Shinobu Tanno)

【書籍名】ヴェヌスの秘録1 水底の仮面

【著者】タニス・リー(Tanith Lee)/<翻訳>柿沼 瑛子(Eiko Kakinuma)/<装画>丹野 忍(Shinobu Tanno)

【判型】四六判(並製本)

【ページ数】304ページ

【定価】本体1,300円+税

【発売日】2007年4月2日

【ISBN】978-4-916199-97-3

概要

タニス・リー待望のロマンティック・ファンタジー「ヴェヌスの秘録」シリーズ開幕!
鷲鼻の仮面をつけた美貌の青年フリアンは、夜の運河で不吉な作りの仮面を拾う。若き天才音楽家のものと噂されるアポロをかたどったその仮面は、秘密ギルドによって作られたものだった。ギルドの仮面をつけた者がみな、不可解な死を遂げていることに気づいたフリアンは、錬金術師シャーキンとともにその謎を追い始め、やがて青い蝶の仮面をつけた優美なエウリュディケと出会う。歌の主人公を思わせるエウリュディケに心を奪われたフリアンは、さらなる謎と恐怖の世界へ足を踏み入れることに......。
水の都ヴェネチアのパラレルワールド〈ヴェヌス〉で繰り広げられる傑作ロマンティック・ファンタジー。

著者紹介

タニス・リー(Tanith Lee)/<翻訳>柿沼 瑛子(Eiko Kakinuma)/<装画>丹野 忍(Shinobu Tanno)

タニス・リー(Tanith Lee) 1947年イギリス・ロンドンで生まれる。1975年DAW Books USAから『The Birthgrave』を出版して以降、立て続けに26冊を上梓し専業作家となった。長きにわたり世界中で愛読され続ける彼女の作品は、長編、短編、シリーズものなど15カ国以上で翻訳されている。最近の邦訳書に『バイティング・ザ・サン』『鏡の森』『ウルフ・タワー』シリーズ1~4巻『ヴェヌスの秘録』シリーズ第1巻(小社刊)がある。 柿沼 瑛子(Eiko Kakinuma) 英米文学翻訳家。早稲田大学第一文学部日本史学科卒。訳書に『遺された庭の秘密(上下)』(バーバラ・デリンスキー/扶桑社)、『フランチェスコの暗号(上下)』(イアン・コールドウェル、ダスティン・トマスン/新潮社)、『パリ 遊歩者のまなざし』(エドマンド・ホワイト/DHC)、『ヴァンパイア・クロニクルズ』シリーズ(アン・ライス/扶桑社)『ヴェヌスの秘録』シリーズ第1巻(タニス・リー/小社刊)他多数。 丹野 忍(Shinobu Tanno) イラストレーター。1973年生まれ立命館大学文学部卒。『グイン・サーガ』シリーズ(栗本薫/著、早川書房)、『アルスラーン戦記』(新書)シリーズ(田中芳樹/著、光文社)などの装画で、圧倒的人気を得ている。画集に『永遠の残照』(丹野忍/著、朝日ソノラマ)がある。

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読者さまからの声

リーは最低の男を描写するのが巧い。  (40歳・女性)

光と闇、生と死、静と動、様々な要素が鮮やかに対比され、実にリーらしい作品に仕上がっていて、満足です。世界に浸って一気に読み上げました。  (28歳・女性)

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