マイ・ハウス

マイ・ハウス

小倉 銀時(Ginji Ogura)

【書籍名】マイ・ハウス

【著者】小倉 銀時(Ginji Ogura)

【判型】四六判(上製本)

【ページ数】344ページ

【定価】本体1,500円+税

【発売日】2003年10月30日

【ISBN】978-4-916199-55-3

概要

怖・く・て・可・笑・し・い
田辺聖子氏絶賛! 大型新人迫力のデビュー作!!

~Story~
もういやや、こんな生活――団地住まいの主婦・和代は疲れていた。六畳間には無職の夫が寝ており、息子は不登校で部屋に閉じこもったままだ。愛犬と散歩に行こうとすれば、見知らぬ 女にペット禁止と非難される。しかも、下腹部にはいやな鈍痛がある。癌かもしれない。わけもなく涙が出てくる。どんなに小さくてもいい、あたしは一軒家を買ってやる――和代は新聞の競売欄に目を止めた。豪邸ともいえる立派な家が格安で売りに出ていた。占有者は今井昭子という女だった......。

【田辺聖子氏推薦文】
『マイ・ハウス』のタイトルは明快で、内容の象徴化に成功している。現代的な素材で、二人の女の個性も目鼻立ちがくっきりし、終局へ盛り上がる緊迫感も快い。文章は簡潔ながらに、一抹のユーモアがおいしい下味を付けている。現代社会の一断面を活写して快作。

著者紹介

小倉 銀時(Ginji Ogura)

1950年京都市生まれ。早稲田大学卒。不動産業、料理旅館、飲食店、コンビニエンス・ストア等の経営にたずさわった後、2001年春、株式投資の失敗ですべての事業から撤退を余儀なくされ、現在に至る。中編「マイ・ハウス」で第十三回自由都市文学賞受賞。受賞作を長編化した本書が単行本デビュー作となる。 【装幀者紹介】束芋(たばいも) 1975年兵庫県生まれ。京都造形芸術大学卒。1999年「キリン・コンテンポラリー・アワード1999最優秀賞」、2002年「五島記念文化新人賞」など数々の賞を受賞。「にっぽん」をテーマにアニメーションと映像、立体を組み合わせた独自の世界で制作活動を行う。最近では「群像」の表紙も手がける。現在、京都造形芸術大学教授。

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