交響曲・不滅

交響曲・不滅

マーティン・ゴールドスミス(Martin Goldsmith)/<翻訳>住友 進(Susumu Sumitomo)

【書籍名】交響曲・不滅

【著者】マーティン・ゴールドスミス(Martin Goldsmith)/<翻訳>住友 進(Susumu Sumitomo)

【判型】四六判(上製本)

【ページ数】472ページ

【定価】本体2,500円+税

【発売日】2002年10月3日

【ISBN】978-4-916199-44-7

概要

迫害をカモフラージュするため、ナチスが組織したユダヤ人オーケストラで、ギュンターとローゼマリーは出会った。荒れ狂う歴史の大きなうねりのなかで、恋に落ちたふたりは、やがて愛する音楽を続けるためにアメリカへの亡命を決意する。

幸運にも移民は成功し、新しい生活を送り始めた彼らの元に、ドイツに残った家族から惨状を訴える手紙が届き始める。苦悩と自責の念にかられながらも、彼らになすすべはない。そして途絶えた消息......。「肉親を見殺しにした」という事実は深い傷となって残り、生涯癒えることはなかった。

記憶の奥底に封印し続けてきたギュンターとローゼマリーの「過去」を、息子のマーティン・ゴールドスミスが静かに紐解いていく。彼はさらに、ユダヤ人文化同盟やその組織関係者、後に国際的名声を博す若き演奏者たちにもスポットをあて、本書をまとめた。

【著者 M・ゴールドスミス氏からのメッセージ】

日本の皆様へ

私の両親とその家族、および文化同盟の勇敢な芸術家たちの姿を記したこの本が、人々に、「警告」をうながし、「インスピレーション」を与えることを願ってやみません。

私たちは、この世の中で行われている人権侵害に対して常に注意をはらっているべきであり、また、音楽や演劇、詩歌といった芸術の美が醜悪な暴虐行為を超えて、人間の魂を崇高なものへと導く助けとなり得るものであることに意識を向けるべきです。

この本では、元敵同士だった人々の子どもたち(ドイツのユダヤ人とドイツ人――彼らドイツ人たちが第三帝国の力の拡大を促したのかどうか、はっきりしたことは言えませんが)の間にもたらされた和解の様子も描かれています。このような和解が現在の独米間の良好な土台となっているのであり、そしてそれは日米関係にも同様に反映されているのです。

M・ゴールドスミス

著者紹介

マーティン・ゴールドスミス(Martin Goldsmith)/<翻訳>住友 進(Susumu Sumitomo)

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