クレイジー・イン・アラバマ

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クレイジー・イン・アラバマ

マーク・チャイルドレス(Mark Childress)/<翻訳>村井 智之(Tomoyuki Murai)

【書籍名】クレイジー・イン・アラバマ

【著者】マーク・チャイルドレス(Mark Childress)/<翻訳>村井 智之(Tomoyuki Murai)

【判型】四六判(並製本)

【ページ数】552ページ

【定価】本体1,600円+税

【発売日】2000年6月14日

【ISBN】978-4-916199-19-5

概要

ロードムービー『テルマ&ルイーズ』と社会派映画『アラバマ物語』の要素を兼ね備えた、喜劇と悲劇が交互に訪れる

物語。
――オーランド・センティネル。

1960年代アラバマ。僕の町でなにかが狂いはじめた。美人のルシールおばさんは おじさんを殺してハリウッドへ向かい僕は町の事件に巻き込まれて片目を失くした。おかしくて、痛快で、キュンと切ない夏の物語。

ピージョーとルシールの2つの物語が、要所要所で交差しながら平行して進んでいきます。

【ルシールの章】夫に虐待されながらも、女優への夢を抱き続けた33歳の美貌の主婦ルシールに「オーディションを受けないか」という声がかかった。千載一遇のチャンスと、一気に舞い上がるルシール。彼女は理解のかけらも示さない夫を毒殺し、小さな子供たちをアラバマに残して、西へ西へと痛快な逃避行を繰り広げる......。

【ピージョーの章】ルシールから「ハリウッドへ行くの。旦那は殺したのよ」と、夫殺しの一部始終を打ち明けられる12歳の少年ピージョー。その後彼はアメリカ南部に住む叔父さんの家に引き取られる。そこで彼を待ちうけていた強烈な人種差別。かつてないほどに生々しく迫る人の生と死。善と悪。正気と狂気。そんな中で思春期の彼がつかんだものは......。  

著者紹介

マーク・チャイルドレス(Mark Childress)/<翻訳>村井 智之(Tomoyuki Murai)

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