ゴージャスなナポリタン

ゴージャスなナポリタン

丸山 浮草(Ukikusa Maruyama)

【書籍名】ゴージャスなナポリタン

【著者】丸山 浮草(Ukikusa Maruyama)

【判型】四六判(上製本)

【ページ数】204ページ

【定価】本体1,200円+税

【発売日】2015年10月16日

【ISBN】978-4-86311-122-6

概要

第二回「暮らしの小説大賞」受賞作!  ※選考委員:飯島奈美、谷あきら、幅允孝

アラフォー世代の姿をリアルに描いた「俺の暮らしはどうなるのだろう」小説。

風変わりな文体、クセになる読後感......
選考会をざわつかせた平成のポップノベル、堂々登場!

40歳を越えてなお独身、親と同居のひとりっ子、ともふささんは日本海を臨むとある町のしがないデザイン会社の文案担当。仕事はなかなかできるのだが、私生活は雑多な本の山に埋もれた部屋の、湿った万年床の上でうだうだ過ごす自堕落ぶりだ。貧乏から脱出しようという気概はなく、結婚生活にも挑めず、問題を先送りする日々を送っていたが、変化は突然、やって来た。大企業からのヘッドハンティング話、恋人の妊娠、父親の事故......。
生意気な部下と腐れ縁の大男、生者と死者、焼きそばパンとナポリタン......などなどが入り乱れながら繰り広げられる「俺の暮らしはどうなるのだろう(不惑超えてんのに)」小説。

カバー:飯島奈美(調理、撮影)

目次

第一章 冷たいごはんの日々
ある一日
夏の嵐
橙色のちいさな部屋
夕焼けのタイムリープ
二週間前、深夜の出来事
なるようにしかならない

第二章 黄金色のI.W.ハーパー
炭水化物の夜
熊と消しゴムと金髪

第三章 ゴージャスなナポリタン
屋上の人
赤いマクドナルド
暗い忍耐
悲しみの霞が関
壊れたぬいぐるみのように
ある朝の日常
それはぬくもり
夕映えの本場所
あるオフィスの日常
ゴージャスなナポリタン
それでいいのだ
彼方からのメール
秋の朝、仕事の前に

著者紹介

丸山 浮草(Ukikusa Maruyama)

1966年生まれ。新潟県在住。新潟大学法学部卒業後、地元デザイン会社企画課長を経て、フリーランスのコピーライター。『ゴージャスなナポリタン』で第二回「暮らしの小説大賞」を受賞しデビュー。

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