鴨川ホルモー

鴨川ホルモー

万城目 学(Manabu Makime)

【書籍名】鴨川ホルモー

【著者】万城目 学(Manabu Makime)

【判型】四六判(並製本)

【ページ数】288ページ

【定価】本体1,200円+税

【発売日】2006年4月19日

【ISBN】978-4-916199-82-9

概要

第4回ボイルドエッグズ新人賞受賞作、万城目学デビュ-作!

ホルモー? ホルモンではなく、ホルモー?
かつての王城の地、ここ京都で脈々と受け継がれてきた「ホルモー」とはなんぞや!?
主人公安倍は大学に入学して間もなく、京都青竜会と名乗る謎のサークルから勧誘を受ける。
その新歓コンパで、安倍は同じ新入生の女子に一目ぼれしてしまう。
一方で徐々に明らかになる サークルの隠された目的とは......。

壮大なる歴史的スケールで冴えない大学生の悲喜こもごもの日常を描く、伸びやかで爽やかな青春小説!

【金原瑞人氏絶賛!】
このおもしろさ、このエネルギー! 並みの天才に書ける作品じゃない。
鬼や式神を使って大学生が戦争ごっこ? おいおい......などと思ってはいけない。
驚くほどあざやかな青春小説なのだ!

【メッセージ from万城目学】
ふと若さとはいったい何だろう、と考えてみて、私は若さとは阿呆であるな、と答えてみた。
若さはおそれない。何事にもおそれることなく、ひたすら時間を空費する。
一生懸命、無駄なことにうちこむ。 なるほど阿呆であるが、そこには確かなエネルギーがある。
何も生まないかもしれない。 けれどもその姿は、間違いなく美しい。

この本を読んで阿呆な話だなあ、と思った方。心に点った阿呆の灯を、どうか消さずそのままに。
きっとその火影は楽しく、美しいものをそっと照らし出してくれるから。

著者紹介

万城目 学(Manabu Makime)

1976年生まれ。大阪府出身。京都大学法学部卒。 第4回ボイルドエッグズ新人賞受賞の本書で作家デビュー。 東京都在住。

広告・パブリシティ

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09/11/15 『朝日新聞』朝刊 半五段 広告
09/10/01 『KYOTO STREET BOOK Meets Regional』別冊 書籍紹介
09/10/01 『・@Sing』Vol.4 書籍紹介
09/06/06 『ダ・ヴィンチ』7月号 50時間読書で挑む本 書籍紹介
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09/02/10 『読売新聞』夕刊 広告(書き下ろしエッセイ第3回)
09/02/03 『読売新聞』夕刊 広告(書き下ろしエッセイ第3回)
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09/01/06 『ダ・ヴィンチ』2月号 書籍紹介
08/12/06 『ダ・ヴィンチ』1月号 広告
08/09/29 『朝日新聞』夕刊 全3段 広告
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08/09/01 『読書のいずみ』No.116 著者インタビュー(対談)
08/06/15 『朝日新聞』朝刊 半五段 広告
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06/07/07 『BOAO』8月号 書評
06/05/18 『読売新聞』夕刊(大阪本社版) 著者インタビュー

読者さまからの声

とても面白く、何度も読み返してしまう作品です。また、著者のユニークな発想には完敗です。(25歳・女性)

20年前、京都で過ごした無鉄砲な大学生活、とことん純粋でとことん阿呆な仲間たち、懐かしいそこかしこ。自ら思い出を語らずともこの一冊が語ってくれる。何度も何度も笑いながら一気に読ませていただきました。万城目氏に感謝と喝采を。(45歳・男性)

全く内容を予想することができずに読み終わりました。着眼点、着想、舞台どれをとっても申し分のないものでした。ファンタジーなのに親近感がある。なぜだろう?今後も期待しています。(20歳・男性)

奇想天外な着想で面白く読ませてもらいました。60年以上京都に住んでいると、その気配を感じる事はありますね。(66歳・男性)

誰も思いつかないような不思議な世界が細かく書かれていて、面白かったです!!(12歳・女性)

全く今までに読んだことのない世界で一気に読んでしまいました。心理描写が実に的確。電車や喫茶店で思わず噴き出しそうになり、本当に困りました。(52歳・女性)

京都は今でも不思議な雰囲気のある街だから、すごく説得力があった。(30歳・女性)

「鹿男あをによし」で著者を知り、たまたま書店で目にして購入したので、あまり期待しなかったが、鹿男同様に奇想天外なストーリーテリングでグイグイ引き込まれた。(41歳・男性)

最初はただのエンタメ系の小説かなと思っていたが、ホルモーを通して主人公の成長が丁寧に描かれていて清々しい気持ちになりました。(43歳・女性)

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