インコミへの確信。
それが、ここにいる
理由です。
渡部 芳章
YOSHIAKI WATANABE
企業広報ライター
中途入社
取材:内藤 良太
インコミへの確信。
それが、ここにいる
理由です。
渡部 芳章
YOSHIAKI WATANABE
企業広報ライター
中途入社
取材:内藤 良太
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SHCライターの仕事は
「書く」のずっと手前から
始まっていますSHCライターの仕事は
「書く」のずっと手前から
始まっていますこんにちは! ライターの渡部 芳章と申します。
ライターとして中途入社し2年が経ちました。これまでの経験をもとに、SHCライターの特長を一言で表すなら、「“伝わる”を考え抜く」という感じでしょうか。かみくだいてわかりやすい文章にしたり、ドラマ仕立てのドキュメンタリーにしたり、まるで絵本のような物語にしたり。文体、構成、見出しといった要素一つ一つの引き出しが実に多彩です。
でも、そうした文章執筆におけるテクニックさえあればいいのか、というと、そうではありません。取材であれば、だれに何を聞くべきなのか。紙がいいのか、Webがいいのか。そもそも、企画を通じて解決したい課題は何なのか。お客様の企画の出発点までさかのぼって考えることに労を惜しまない。
つまりSHCライターの仕事は、「書く」のずっとずっと手前から始まっているんです。「書く」はあくまで問題解決のための「手段」のひとつ。目的にかなうものでないのなら、「文章」ではない表現だって提案してしまう。それがSHCのライターなんです。そしてこのスタイルは、私がSHCに入社する決め手にもなりました。 -
インコミの意義を教えてくれたSHCに
迷わず飛び込みましたインコミの意義を
教えてくれたSHCに
迷わず飛び込みました私は前職で、母校でもある美大の広報に関わる仕事に就いていました。
当初の仕事は、ある学科への志望者を増やすためのパンフレット制作やオープンキャンパスの企画・運営。しかし私はあるときから、自発的に、在校生に向けてカリキュラムの解説ブログを連載したり、ガイダンスの時間を設けたりするようになりました。先生たちが考え抜いたカリキュラムのねらいを、学生たちが必ずしも理解していないという危機感があったからです。これは今にして思えば、大学内の「インターナルコミュニケーション」でした。
とはいえ当時の私は、「インコミ」のことなどまったく知りませんでした。ですから転職先を探す中でSHCを見つけたときはちょっとした衝撃でした。自分が取り組んできたことには「インコミ」という名前が付いていて、社会に求められる “ビジネス”になっていた ―― 自分がやってきたことを、肯定してもらえた気がしたんです。
ライターとしての経験を積んだわけではないけれど、この場所なら自分の経験を活かせるにちがいない。実は広告代理店などからも内定はいただいていたのですが、私は迷わずSHCへの入社を決めました。前職に任期があったために始めた転職活動でしたが、SHCと出会えたことは本当によい巡り合わせだったと感じています。 -
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まだ顕在化していない
企業の中にある“物語”を届けたいまだ顕在化していない
企業の中にある
“物語”を届けたい白状すると、それでも普段は企画や原稿でよく行き詰まっています(苦笑)。悩んだときは、一緒に働くディレクターチームの先輩から学んだことを思い出します。それは、与えられた課題の本質に立ち返って考えることです。
また、課題を見つめ直した上で、SHCの制作事例がストックされた社内サイト「CASICO(カシコ)」もよく見にいきます。「こんな企画アリなのか!」「この文体、書いてみたい!」「これに出た社員さん嬉しかっただろうなあ……」と、仕事の可能性や意義が感じられて前向きな気持ちになれるんです。
昨今はSDGsやESGの考え方もずいぶん浸透してきました。私自身、出身も大学も山形で、大学1年生の頃に東日本大震災が起き、どうすれば社会に貢献できるのかを真剣に考えるようになりました。その点、SHCの仕事は、企業ではたらく方々に「はたらくよろこび」を届ける、意義のある仕事だと私は思います。
VUCAと呼ばれる時代です。クライアントの課題も、求められるクリエイティブのクオリティも高度化しています。これからのSHCライターには、顕在化していない企業や媒体のキャラクターを言語化し、課題解決の道筋を付けていく力、プロジェクトの司令塔となっていく力が求められていると感じます。私自身、さらなる努力を続け、本質的な課題を解決できるインターナルコミュニケーションを提案できる存在になりたい。それが今の私の目標なんです。
