[新版]ジャパン・ディグニティ

[新版]ジャパン・ディグニティ

髙森 美由紀(Miyuki Takamori)

【書籍名】[新版]ジャパン・ディグニティ

【著者】髙森 美由紀(Miyuki Takamori)

【判型】四六判(並製本)

【ページ数】386ページ

【定価】本体1,600円+税

【発売日】2023年7月18日

【ISBN】978-4-86311-373-2

概要

2023年9月全国公開映画「バカ塗りの娘」(出演:堀田真由、小林薫、坂東龍汰、宮田俊哉)原作小説。
映画化に伴い、2014年刊行小説にアフターストーリーとなる42pの特別書き下ろし「あとは漆が上手くやってくれる」を加え、映画仕様の帯で新版として刊行!

〈あらすじ〉
22歳の美也子は津軽塗職人の父と、デイトレーダーをしているオネエの弟との三人暮らし。母は、貧乏暮らしと父の身勝手さに愛想を尽かして出て行った。
美也子はスーパーのレジ係の傍ら、家業である津軽塗を手伝っていたが、元来の内向的な性格と極度の人見知りに加え、クレーマーに苛まれてとうとうスーパーを辞める。しばらくの間、充実した無職ライフを謳歌していたが、やがて、津軽塗の世界に本格的に入ることを決めた。五十回ほども塗りと研ぎを繰り返す津軽塗。一人でこつこつと行う手仕事は美也子の性に合っていて、その毎日に張りを与え始める。
父のもとで下積みをしながら、美也子は少しずつ腕を上げていき、弟の勧めで、オランダで開催される工芸品展に打って出ることに。

青森の津軽塗を通して紡ぐ、父娘の絆と家族の物語。

★映画「バカ塗りの娘」公式サイトはこちら
https://happinet-phantom.com/bakanuri-movie/

著者紹介

髙森 美由紀(Miyuki Takamori)

青森県出身。地元で勤務しながら創作活動を続ける。2014年『ジャパン・ディグニティ』で第1回暮らしの小説大賞受賞。2023年「バカ塗りの娘」として映画化。主な作品に『おひさまジャム果風堂』『お手がみください』『みさと町立図書館分館』『みとりし』『ペットシッターちいさなあしあと』『羊毛フェルトの比重』(すべて産業編集センター)、『藍色ちくちく 魔女の菱刺し工房』(中央公論新社)など。

広告・パブリシティ

23/08/15『デーリー東北』書籍紹介
23/07/20『東奥日報』著者インタビュー/書籍紹介

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