タバコの煙、旅の記憶<わたしの旅ブックス51>

タバコの煙、旅の記憶<わたしの旅ブックス51>

丸山ゴンザレス

【書籍名】タバコの煙、旅の記憶<わたしの旅ブックス51>

【著者】丸山ゴンザレス

【シリーズ】わたしの旅ブックス

【判型】B6変型判

【ページ数】224ページ

【定価】本体1300円+税

【発売日】2024年1月24日

【ISBN】978-4-86311-394-7

概要

危険地帯ジャーナリストであり裏社会に迫るYouTuberとしても大活躍中の丸山ゴンザレスが、旅先の路地や取材の合間にくゆらせたタバコの煙のあった風景と、その煙にまとわりついた記憶のかけらを手繰り寄せた異色の旅エッセイ15編。海外の空港に到着して一発目のタバコ、スラム街で買ったご当地銘柄、麻薬の売人宅での一服、追い詰められた夜に見つめた小さな火とただよう紫煙……。煙の向こうに垣間見たのは世界のヤバい現実と異国の人々のナマの姿だった。ウェブ連載を加筆修正し書き下ろしを加えた待望の一冊。

目次

01 銃の密造工房に漂っていた煙【フィリピン】
02 はじまりの煙【バンコク】
03 新しい煙の流れる風景を見つめて【バンコク】
04 安宿の天井に吸い込まれた煙【ニューヨーク】
05 マンハッタン・アンダーグラウンドの吸い殻【マンハッタン】
06 決め台詞で思い出す懺悔の煙【マンハッタン】
07 裏道に消えた煙【ニューヨーク】
08 夏空を見上げて、ただ煙を見送った【カリフォルニア】
09 世界の果てで眺めた煙【ケニア】
10 坂の上の白い粉【ボリビア】
11 取り残された夜【ブラジル】
12 喉に刺さった骨と沖縄タバコ【沖縄】
13 夜に漂う自由の残り香【香港】
14 パリで思い出す地下の記憶【パリ】
15 これから見る風景
○再会する旅人たち ―あとがきに代えて

著者紹介

丸山ゴンザレス

1977年、宮城県生まれ。ジャーナリストであり編集者。國學院大學学術資料センター共同研究員。 無職、日雇い労働、出版社勤務を経て独立。危険地帯や裏社会を主に取材しており、現在はテレビ、YouTubeでも活躍中。著書に『アジア「罰当たり」旅行』(彩図社)『世界の混沌を歩く ダークツーリスト』(講談社)『世界の危険思想 悪いやつらの頭の中』(光文社)『世界ヤバすぎ!危険地帯の歩き方』(産業編集センター)などがある。

読者さまからの声

異国情緒ただよう、なんかのお香の、匂いがしてきそうな、文ですね。旅日記のような文章とは、違い文語体か、口語体、ではなく、いかにも、インターネットな文章ですね。(40代・女性)

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