企業の目的や思いに
ピントを合わせ、
レンズを通して人を輝かせる。
山上 奈々
NANA YAMAKAMI
フォトグラファー/動画編集
新卒入社
取材:杉本 卓也
企業の目的や思いに
ピントを合わせ、
レンズを通して人を
輝かせる。
山上 奈々
NANA YAMAKAMI
フォトグラファー/動画編集
新卒入社
取材:杉本 卓也
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撮影を通して誰かを輝かせたい
撮影を通して誰かを輝かせたい
中学生の頃までは、周りの友達に合わせるタイプだったと思います。進学先の高校も友達と一緒のところに行こうと思い、志望校を提出。しかし、先生からは「この高校を目指すなら、勉強がんばらないとダメだよ」という答えが返ってきました。その時に思ったんです。「自分の好きなことでがんばりたいな」と。子供の頃から絵を描くことが好きだったので、芸術科がある高校に進みました。高校ではデザインコースを選択し、その後は芸術大学へ進学。そして、授業の中で出会ったカメラに夢中になりました。とにかく、写真を撮っている時間が楽しかったですね。撮影した写真をその場で見ながら、モデルと一緒に意見を出し合って写真のクオリティを高めていく。撮影を通して誰かを輝かせている時が、一番私らしくいられる時間だと感じていました。
そして、フォトグラファーとして就職先を探す中で、SHCの会社説明会に参加。オフィスに「はたらく人に、はたらくよろこびを」というポスターが貼られていて、衝撃を受けたのを今でも覚えています。働くってただただ大変なことだと思っていたので。そんなことが本当にできるなら挑戦してみたいと思い、SHCを志望しました。 -
企業には色がある
それを大切にして、
活かすことが求められている企業には色がある
それを大切にして、
活かすことが求められている入社式の記憶はほとんどありません。新規営業に配属となり、頭が真っ白になったからです(笑)。その後、営業を経験してから希望の配属先で活躍している先輩がいることを知って安心したのですが、今振り返ると営業での1年半で貴重な経験を積むことができました。たくさんの会社に足を運ぶ中で実感したのは、企業にはそれぞれの色や温度感があることです。各社の文化や社風を大切し、それらを活かしながら制作物を生み出していくことがSHCに求められている役割だと肌で感じることができました。
そして、クライアントが様々な考えや思いを持って、社内広報に取り組み、制作物を発行していることも理解していきました。フォトグラファーや動画編集チームで働く中で、各企業が掲げる目的や担当者の方の思いとピントを合わせることができていなければ、きっと今ほどやりがいを感じて仕事ができていないはずです。なぜ今日の撮影があるのか、何を社員の皆さんに伝えたいのか ―― 何百、何千と撮影をしていく中で、自身の役割にしっかりと意義を見出せているからこそ、クオリティを追求することに対して、常に前向きでいられると感じています。 -
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寄り添いながら魅力を引き出し
輝かせる寄り添いながら魅力を引き出し
輝かせるフォトグラファーになって一番驚いたのは、撮影に慣れている方がほとんどいない点です。被写体はモデルではなく、企業で勤めている方々なので、レンズを向けると急に恥ずかくなったり、緊張して力んだり……。だからこそ、良い表情が生まれる雰囲気づくりを大切にしてきました。そうは言っても、何か特別な秘訣があるわけではないんです。何気ないお話をしたり、撮影した写真を途中で一緒に見たりしながら、場の雰囲気を和らげ、少しでも楽しんでいただく。そうやって寄り添いながら撮影対象者の方の魅力を引き出すことで、その人らしさが一番表れた一枚を目指してきました。そして、出来上がった写真が少しでも撮影した方のやる気や誇りにつながればと思っています。現在は、動画編集チームで動画の撮影や制作に携わっていますが、こういった想いは今も変わりません。声や表情の変化、仕草までを表現できる映像は、写真以上に対象者を映し出すからこそ、撮影現場の空気感を大切にし、個性を活かす編集や演出を心がけています。携わっている仕事の内容や制作する媒体は変わってきましたが、これからも「私らしく、働く人たちを輝かせること」を大切にしていきたいです。
