「デザイン」も、
「人」も育てる。
牧 修平
SHUHEI MAKI
メディアデザイナー
中途入社
取材:伊藤 光甫
「デザイン」も、
「人」も育てる。
牧 修平
SHUHEI MAKI
メディアデザイナー
中途入社
取材:伊藤 光甫
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もう一度、純粋にチャレンジしてみたい
そして、自分が学んできたことを
還元したいもう一度、
純粋にチャレンジしてみたい
そして、自分が学んできたことを
還元したい「何なんだろう、この会社」。転職活動中に産業編集センターという会社を見つけたとき、思わずこうつぶやいてしまいました。「社内報制作を中心に企業のコミュニケーションをサポートする会社」の「デザイナー」という仕事。詳しくはよく分かりませんでしたが、一から仕事と向き合えるのではないか。そう直感しました。
SHCに入社する前は、東京にある老舗のデザイン会社で約10年間働いていました。女性誌や一般書籍、ラジオ番組のフリーマガジンなどのエディトリアルデザインに加え、著名な写真家の展示会の構成から写真集までのアートディレクションに携わることもありました。いわゆる“大御所”と呼ばれる芸術家やアートディレクターと一緒に仕事をして、デザインへの向き合い方など、本当にいろいろなことを学ばせてもらいましたね。
そんな中、子どもが生まれるなど自分のライフスタイルにも変化があり、転職活動をスタート。SHCに出会いました。市場も、ターゲットも、“価値”の置き方も全く異なるこの会社で、もう一度、純粋にチャレンジしてみたい。そして、自分が学んできたことを還元したい。そう思って入社することを決めました。 -
“デザインだけ”をする場所じゃない
「はたらくよろこび」を
届けることが使命“デザインだけ”を
する場所じゃない
「はたらくよろこび」を
届けることが使命入社後は、大手機械メーカーのグループ報のデザインディレクションをはじめ、さまざまな業種・業態のクライアントを担当してきました。現在は、デザイナーチームのリーダーとなり、10人のチームを率いています。心掛けているのは、「デザイン」も、「人」も育てることです。
誤解を恐れずに言えば、“デザインだけ”をやりたいなら、SHC以外にも山ほど選択肢があると思うんです。SHCのデザイナーである意味──それは、コーポレートスローガンである「はたらく人に、はたらくよろこびを」に集約されていると思っています。
私たちの仕事を一言でいえば、クライアントに「はたらくよろこび」を届けること。ですが、これって、簡単にできることではありません。営業・ライター・デザイナー、それぞれの力を結集しなければ実現することはできないでしょう。デザイナーにできることは、クライアントの「はたらくよろこび」につながるようなデザインをすること。そのため、チームメンバーには自分が「誰のために」デザインをしているのかを意識してもらうようにしています。
私たちの読者はマスではありません。クライアントの社員一人ひとりです。「デザイン」に対する考え方やテクニックを教えるだけではなく、常に読者のことを意識してモノづくりができる「人」を育てたい。そのような気持ちでチームメンバーと接するようにしています。 -
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チームメンバーがイキイキと働ける
風通しのいい雰囲気づくりをチームメンバーが
イキイキと働ける
風通しのいい雰囲気づくりをですが、忘れてはいけないことがあります。「はたらく人に、はたらくよろこびを」を実現するためには、まず私たち自身が「はたらくよろこび」を感じながら仕事をしなければならないということです。チームメンバーがイキイキと働く環境をつくること。それが、リーダーの役割だと考えています。
どうしても忙しいときはありますが、張り詰めた雰囲気を出さないよう心掛けています。ふとした時に相談ができないリーダーにはなりたくないんです。それは、大学時代、恩師に救ってもらった経験が影響しているのかもしれません。今の私があるのは、突然研究室に押しかけても、親身になって悩みや相談事を聞いてくれた恩師がいたから。そんな「人」の温かみを感じられる、風通しのいい雰囲気を持ったチームを目指していきたいと思っています。
私が「はたらくよろこび」を感じるのは、チームメンバーの成長を実感できる瞬間です。同じチームとして働いて数年が経ったメンバーもいますが、以前よりも後輩に積極的に声をかけてくれるようになったり、クライアントとのコミュニケーションがスムーズにできるようになっていたり。一人でデザインスキルを磨くだけでなく、人と人とのつながりの中で成長できることが、チームで働くこと、ひいてはSHCで働くことの意義なのだと考えています。
![牧 修平](../../_assets/images/interview/interview_07maki_picture06_pc.jpg)