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お客様事例 三菱重工業株式会社 全世界・全グループ会社。一気通貫のコミュニケーションを

プロジェクトの背景

三菱重工グループの『Global Arch』は、2013年4月に創刊した三菱重工グループ初のグループ報です。同社では長年、長崎造船所や広島製作所をはじめとする事業所が事業遂行上の主要な権限を持つ「事業所制」が敷かれていました。しかしグローバル市場での競争が激しくなる中で、事業所の壁を取り払い、海外も含めたグループ全体でシナジーを発揮していくことが喫緊の課題となっていました。
そこで同社は事業所制を廃止して事業本部制へ、さらにはドメイン制へと改革。そのような状況の中で、グループコミュニケーションのあり方も、グループの一体感を醸成するものを目指すことになりました。

  • 課題

    長年「事業所制」が敷かれ、各拠点独自の「所内報」が発行されており、中には50年以上の歴史を持つものもありました。グループの一体感を醸成するためには、日本・海外の区別なく、全従業員が同じ情報を同時に手にし、同じ思いを共有することが必要でした。

  • 解決までのアプローチ

    各拠点独自の「所内報」全てを、グループ報『Global Arch』に集約。創刊以来、「月刊発行」「日本語版・英語版の同時発行」を継続しています。また、2019年にはデジタル版を立ち上げ、場所・時間を問わず閲覧できるWebの長所を加えました。

  • 結果

    「同じ情報を同じタイミングで、全世界に届ける」という創刊時からの思いを貫き続け、グループの一体感の醸成に寄与するコミュニケーションを実現しています。

プロジェクト期間

2013年〜

プロジェクトのポイント

  • 一貫した制作体制
  • 深い企業理解に基づくクリエイティブ
  • 時代やトレンドにあわせたアップデート

日本語版と英語版を、紙・Webのクロスメディアで月刊発行し続けることは、決して容易なことではありません。中長期的な編集計画の立案、厳密なスケジュール管理、企画からライティング、デザイン、翻訳まで一貫して対応する制作体制を確立することで、この発行サイクルを実現させています。

「同じ情報を同じタイミングで、全世界に届け続ける」を、さらに進化へ

ワンストップソリューションの強みを生かして

私たちは、安定した月刊発行はさることながら、お客様と対話を重ね、企業理念やデザインフィロソフィーを深く理解したクリエイティブをお届けしています。

 

例えば『Global Arch』にふさわしいコンテンツとして、世界中の拠点から生き生きとした情報を伝える「Global Network」をはじめ、グループが持つ強みを再認識し、共有・横展開するための企画をご提案。誌名も社員公募制とし、「自分たちのグループ報」であることを読者に印象づけました。

 

また、紙媒体からスタートした『Global Arch』ですが、徐々にデジタルへと軸足を移しています。デジタル版では、基本的には冊子と同じ内容を掲載しつつも、一部の記事では関連動画を掲載するなどWebならではの要素も盛り込むなど、それぞれの媒体特性を活かしたクロスメディア提案も行っています。

 

こうしたご提案ができるのも、企画から原稿作成、撮影、翻訳まで、印刷以外の工程を当社内のスタッフで対応できる、ワンストップサービスを提供しているためです。これからも、『Global Arch』は「同じ情報を同じタイミングで、全世界に届ける」という創刊時からの思いを貫き続け、グループの一体感の醸成に貢献してまいります。

C O N T A C T

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