企業の志やパーパスへの“共感”をいかに獲得できるか
ここ数年、エンゲージメントという言葉をあらゆる場面で聞くようになった背景には、企業と従業員の関係性の変化があります。
かつて企業の魅力の源泉は「スペック」や「利益」といったものが主でした。ですが現在は「志」や「パーパス」といったものに置き換わるようになっています。
これに伴い、私たちがサポートするコミュニケーションも、企業姿勢や経営ビジョンに対する従業員の“共感”をいかに獲得するかが、より問われるようになってきました。
この変化をエンゲージメントに当てはめてみると、企業が目指す方向性と従業員の志の“シンクロ度合い”がエンゲージメント向上のカギといえます。
従来のトップダウンに代表される“一方通行”のコミュニケーションだけではなく、企業の理念や姿勢と従業員自身のありたい姿を、相互に可視化できる“双方向”のコミュニケーションをいかに実現していくかが大切なのです。