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お客様事例 キリンホールディングス株式会社 「ワクワク続々」な情報発信で、長期経営構想の実現に貢献

プロジェクトの背景

キリンホールディングス様では、2007年より紙媒体のグループ報「きりん」を発行。2019年には長期経営構想 キリングループ・ビジョン2027(以下、KV2027)の策定に合わせ、より戦略的な経営ツールにリニューアルし、従業員からの支持を集めていました。一方でKV2027達成に向けては、全社的な推進力をより高めるため、スピーディーな情報伝達と双方向コミュニケーションが求められるように。こうした中、私たちは今必要な経営ツールへと移行すべく、インターナルブランディングWebサイト『KIRIN Now』をご提案しました。

  • 課題

    キリングループのインターナルブランディングには、情報の即時性や、コロナ禍によるワークスタイルの変化への対応が求められました。一方で当時は、各社でシステム環境やセキュリティ要件が異なるため、グループ共通のWebサイトがありませんでした。

  • 解決までのアプローチ

    国内全従業員約2万人の皆様が閲覧可能なインフラを構築するため、さまざまなCMSの中から条件に合う最適なものを選択。また、紙媒体とWeb媒体ではコミュニケーションの質が大きく変わる点を踏まえて慎重にUI・UX設計を進めました。

  • 結果

    ご提案したコンセプトは「ワクワク続々」。KV2027の理解・共感を促す発信を強化しつつ、従業員の皆様に「ワクワク」を挑戦の原動力にしていただけるよう、ずい所に工夫を施しました。職位や会社の枠を超えたコミュニケーションが育まれています。

プロジェクト期間

6カ月(社内報のリニューアル)

プロジェクトのポイント

  • 深い企業理解から導かれる明確なコンセプト
  • 自社のCMSに限定せずお客様にとって最適な媒体、ツール、環境を提案
  • 成長し続けるWebサイトを実現する、継続的な企画・編集・デザインの提供

「ワクワク続々」というコンセプトを実現するため、企画ごとに構成や文字量、デザインを個別に設計。コメント機能や「ワクワクボタン(いいね機能)」といった機能を組み込むことで、グループ横断のコミュニケーションも促進しています。また、サイトオープン後も年4回のアクセス分析、読者アンケートを実施し、読み手の反応を踏まえて定期的にWebサイトの改修やコンテンツの強化に取り組んでいます。

企業の成長に合わせて進化し続けるWebサイトへ

満足度8割超、外部からも高い評価を獲得

私たちは2009年から紙媒体のグループ報『きりん』などの制作を通じて、キリンホールディングス様の経営戦略や風土、そして多様な事業部門や職種の従業員の皆様に接し続けてきました。資料やデータだけでなく、さまざまな現場で学ばせていただいたエッセンスが、あらゆる企画、編集、デザインにおける大切な要素になっています。2020年には、グループ報『きりん』は「経団連推薦社内報審査」で「最優秀賞」を受賞。従業員からの支持も年々高まっていました。

 

このように支持を集めていたからこそ、紙媒体『きりん』からWeb媒体『KIRIN Now』へのシフトには、キリンホールディングス様とSHCで一体となって慎重に取り組む必要がありました。インターナルブランディングWebサイト『KIRIN Now』は、オープン後も効果測定や、その時々の経営の流れを踏まえて定期的な改修やアップデートが重ねられ、進化を続けています。今では従業員のWebサイト満足度は8割超。2023年には「経団連推薦社内報審査」で、『Kirin Now』としては初めて「最優秀賞」を受賞することができました。

 

今後も、KV2027で掲げる「食から医にわたる領域で価値を創造し、世界のCSV先進企業となる」の実現に貢献すべく、キリングループの過去、現在、未来に「ワクワク」できる情報を従業員の皆様にお届けしていきます。

C O N T A C T

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