パーパスを軸に一貫したクリエイティブディレクションを
コミュニケーションのエコサイクルを生み出す
2020年、米国のマクドナルド本社は、自社で大切にする考え方を「パーパス・ミッション・バリューズ」としてグローバルレベルで再定義しました。
私たちは今、マクドナルドではたらくすべてのピープルが、自分の仕事をパーパスである「おいしさと笑顔を地域の皆さまに」の実践につなげられるよう、その考え方の解説記事や、店舗や個人の行動をバリューズに紐付けて伝えるインタビュー記事を制作することはもちろん、そうした情報にアクセスしていただくための導線設計まで、さまざまな工夫を凝らし、コミュニケーションのエコサイクルを生み出しています。
ターゲットに合わせた多様なツールを展開
店舗ではたらくクルーのストーリーをバリューズに紐付けて描いたクルー向け社内報『SMILE』では、登場していただく方の人選から、当日の取材撮影、記事の制作に加え、印刷後の店舗配布までを当社がサポート。さらに現在では、クルーの採用ツールとして、コーポレートサイトの閲覧ページや公式Xに掲載する誘引動画も私たちが制作しています。
クルー同士のコミュニケーションプラットフォームとしては、スマートフォンからもアクセスできる『WEB SMILE』の総合的な運営・管理を担当。はたらく中で生まれたふとした疑問ややりがいを気軽にシェアできるカジュアルなコミュニケーションの場として機能しています。
一方、クルーを率いる店舗経営者である店長や店舗サポートを行う日本マクドナルド社員、フランチャイズ法人とその社員に向けては、半期に一度の経営方針発表会の配信サポートや、経営戦略の体系的な理解を促す戦略伝達ツール『BIZ SMILE』まで、目的に応じた多様なツールを制作しています。
また2021年には、日本マクドナルド創業50周年を記念し、全店舗のクルー、フランチャイズ法人のオーナーとその社員、日本マクドナルド社員の全員に配布する『SMILE特別号』や、マクドナルドで長く働くクルーへの感謝の気持ちを届ける周年記念Webコンテンツ『BIG THANK YOU』の制作も行いました。
ファンとスマイルを大切にしたコミュニケーションを
これらのクリエイティブに一貫するのは、ファンとスマイルにあふれた「マクドナルドらしさ」です。そしてその本質はいつも、ピープルビジネスの現場である「店舗」にあります。365日、日本中の店舗で「おいしさと笑顔を地域の皆さまに」届けるべく、さまざまなドラマが生まれています。私たちはこれからも、日本マクドナルド様のパーパス実践を促すべく、私たち自身が学びを続けながら、インターナルコミュニケーションを総合的に支援していきます。