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お客様事例 三井物産株式会社 Webを起点に、オンラインに留まらない“つながり”を創出

プロジェクトの背景

三井物産様では、新本社完成に伴うフリーアドレス化や新社長就任などの重要な経営環境の変化があり、コミュニケーションのスピードを上げる必要がありました。そこで従来紙で発行してきた社内報『MBK LIFE』のWeb化を検討。ポイントになったのは、三井物産の社内でキーワードとなっている「知的化学反応」をいかに創出させるかでした。

  • 課題

    「知的化学反応」とは、業務上のつながりに留まらず、社内の多様な個が絡み合う人的ネットワークの強化によって生まれるイノベーティブなアクションのことです。三井物産様では経営理念であるMVVが改訂され、それを体現していくことが求められていました。

  • 解決までのアプローチ

    Web化に際し、採用されたのがSPO です。社内のコミュニケーションツールとして用いられるOffice365と連携したサービスを導入することで、社内システムが煩雑にならないというメリットの他、社員同士の気軽な交流にもつながると考えました。

  • 結果

    Web上のコミュニケーションにシフトすることで、タイムリーな情報発信だけでなく、社内報を起点にした動画やリアルイベントなど、クロスメディア的にコミュニケーションを展開。「知的化学反応」を生むためのベースの構築につなげています。

プロジェクト期間

6カ月(社内報のリニューアル)

プロジェクトのポイント

  • 事業や組織・役職の垣根を越えた人的ネットワークの強化
  • Office365との連携を図り、コミュニケーションの簡素化およびスピード化を実現
  • Web化による、時間・場所を問わないタイムリーな情報発信

Office365と連携したSharePoint Online(SPO)では記事に登場した社員の連絡先リンクを掲載するなど、垣根を越えた関係性の広がりをサポートすることができました。

 

コンテンツ面では、「知的化学反応」を目的として、社内の「今」を社員間で共有することを編集方針に掲げています。

 

社員の「挑戦と創造」や複数組織の横断的な取り組みに焦点を置いたプロジェクト紹介、幅広い事業を展開するグループ会社の紹介、経営理念やブランドに対しての理解を深める啓発コーナーなど、めまぐるしく移り変わる社会のスピードに対応し続ける三井物産の「現在」を届けています。

コミュニケーションプラン設定から効果測定までのPDCAを構築

年度方針を策定する中で、コミュニケーションターゲットを「現場最前線に従事する層」に設定し、ターゲットの「はたらくよろこび」を最大化するコミュニケーション施策を考えました。

 

プランの設計に際して、まずはターゲットがどのような情報を欲しているか、ヒアリングを実施し、インサイトを探りました。そのニーズに基づき、「MBK LIFE」を基軸としたコンテンツやイベント企画を考案。動画やリアルイベントなどさまざまなアプローチでターゲットのコミュニケーションを強化しました。

 

その後の効果測定では、エンゲージメント向上につながったとみられる結果を獲得。次年度もPDCAを回すことで、ターゲットのさらなる「はたらくよろこび」につながる施策を考えていきます。

C O N T A C T

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