エンゲージメント向上は、“現場”から始まった
工場に宿る人の熱を伝播させる「工場アンバサダー」
エンゲージメント向上を図るにあたり、当初ネックとされていたのが生産現場です。工場で勤務する社員のエンゲージメントスコアは特に低く、改善が急務でした。そこで2022年、「工場アンバサダー」が発足します。自ら手を挙げたメンバーたちが、工場の情報を集約し、Web社内報での記事作成などを支援しています。また、工場の課題を全員で考え、コミュニケーション施策の立案につなげています。社員自らが主体となって、周囲を巻き込みながら施策を展開していくことで、エンゲージメント向上に寄与しました。
私たちは、組織の立ち上げから活動に伴走しています。広報部と一体となって事務局として運営を担い、各種制作サポート、定期的な意見交換などはもちろん、社員が主体となって施策を考えるための講義も行いました。そうして“主役”である社員が自身に宿った熱を最大限にアウトプットする過程をサポートしています。

全てのコミュニケーションの軸となるキーワードを設定
MY ITOKI MY STORY それぞれの「働く」が、ここにある。
「明日の『働く』を、デザインする。」というミッションのもと、オフィスに関連した事業を展開しているイトーキ様。ただ、ミッションを実現するには、まず自分たちの「働く」を見つめ直す必要がありました。
そこで掲げたのが、「MY ITOKI MY STORY それぞれの「働く」が、ここにある。」という言葉です。インターナルコミュニケーションのキーワードとして、Web社内報のあらゆる記事、イベントのタイトルやノベルティなどに盛り込み、社員に「働く」について考えてもらい、「働く」に関する対話を交わしてもらうきっかけを提供しました。そうして施策に一貫性をもたせることで、コミュニケーションの質を高めています。
