労働組合の広報担当者向けに、広報の技術をご紹介
6月6日(木)、ReUnionVillage主催(労働組合による共創コミュニティ-j.union株式会社共催)の「組織広報のアップデートセミナー」の講師として、弊社の相山と石原が登壇しました。
講座では、企業の労働組合の広報担当者向けに、時代に則した広報の企画、制作、配信テクニックをご紹介しました。労働組合運営におけるコンサルティングで第一人者的存在であるj.union株式会社が共催とあって、会場となった双日株式会社の会議室には、さまざまな企業の労働組合から多くの方にお集まりいただきました。
On June 6, our staff members Aiyama and Ishihara served as lecturers at the seminar “Organizational PR Update,” hosted by ReUnion Village, a co-creation community for labor unions. With j.union Inc., a leading authority in labor union consulting, co-hosting the event, numerous representatives from various corporate labor unions gathered to learn about modern PR planning, production, and distribution techniques tailored to their needs.
本セミナーは2部構成で実施し、相山が「組織内広報の座学講義」を、石原が「企画立案ワークショップ」を担当しました。
理念やビジョンの浸透を狙ったインターナルブランド戦略
相山は、組合員のエンゲージメント向上につながる広報手段について、広報企画や理論に基づくノウハウを解説。数々の企業で成功を収めた広報戦略の立案経験を踏まえ、インターナルコミュニケーションの重要性とその実施方法を具体的に紹介しました。
さらに、さまざまな企業の成功事例を交えながら、なぜ組織の理念やビジョンの浸透が重要なのかを示しました。
Aiyama presented PR strategies for boosting union member engagement, drawing from his experience with successful PR planning and theory. He emphasized the importance of internal communication and demonstrated the significance of instilling an organization’s philosophy and vision, using various successful case studies as examples.
実践的なインコミ事案の立案
続いて石原のワークショップでは、参加者の自組織の特徴や、実際に行っているインターナルコミュニケーション施策についてグループで議論しました。さらに、前半の講義を踏まえて、参加者の皆さまに新たなコミュニーケーション施策の具体的アイデアを考えていただきました。
In Ishihara’s workshop, participants discussed their organization’s characteristics and existing internal communication measures in groups. Building on the earlier lecture, they also brainstormed new communication strategies and concrete ideas.
出席された方からのご感想
議論の中では、広報活動の効果測定の難しさや広報記事の閲覧数の低迷、さらには組織内の連携強化に関する悩みが多く挙げられました。特に、コロナ禍における働き方の多様化に伴い、社員一体感の欠如が感じられるといった声が多くありました。
During the discussions, participants highlighted challenges such as measuring PR effectiveness, low readership of PR articles, and internal collaboration issues. Many also noted a lack of employee cohesion, exacerbated by the diverse work styles during the COVID-19 pandemic.
まとめ
短い時間ではありましたが、参加者のみなさんには真剣に講義に取り組んでいたき、グループワークでは熱心に議論する様子も伺えました。今後もインターナルコミュニケーションの活性化に向けて、さらに多くの講座や勉強会を積極的に実施してまいります。
Despite the short duration, participants engaged seriously in the lecture and actively in group discussions. We will continue to hold more seminars and workshops to further enhance internal communication.